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2021年、桜前線と共に日本全国を周った。

2月、路地と人でツアー準備レジデンスを行う。桜の開花を予想し、展示に来た人に各地の情報や話を聞き、ルートを決めていく。

開花が始まった3月中旬に東京を出発。

移動は車、下道を進む。

移動しながら各都道府県でライブを行う。

中部、北陸、関西、四国、九州、中国、東北、北海道へ。

日本中の桜の開花に追いつくよう、日本を一周した。

気象庁が観測する最後の桜は北海道稚内市にあるエゾヤマザクラ。

全ての桜を見届けて東京に戻るまで、その旅の記録と記憶を展示します。


長崎 リサ なかやましょうご 宮澤響


179.png会期179.png

3.18(),19(),20(),25(),26(),27()

4.1(),2(),3()

金曜 15:00~21:00

土日 12:00~21:00

入場料 500(オリジナルZINE、特製ステッカー付き)



Event!

179.pngドキドキ旅ごはん会179.png

3/19(),3/26(),4/2()

13:00,19:00

旅中に作っていたごはんを実際に作って食べます!

参加料 500


179.pngさくら前線ライブ179.png

3/26()19:00

今年の東京の開花予想日にライブを行います。

新しいPVを公開します


会期中イベントが追加になる場合はInstagramまたはtwitterでお知らせします。


konoyonoharukamo@gmail.com


twitter @konoyonoharu_

Instagram @konoyonoharu_


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このよのはる

 2015年結成うたっておどれる似顔絵男女ユニット。おもに渋谷の路上にて似顔絵を描き、歌を歌い生活をしている。その場に住み着く妖怪になるのが多分得意。見えないものは信じないタイプ。空間がだいすき!車で旅をしながら全国各地に春みたいな歌と似顔絵を届ける!

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宮澤響

1992年東京都出身。映像ディレクター。2017年より映像制作グループ「アロポジデ」を創設。美術、パフォーミングアーツ、音楽やスポーツなど幅広く映像制作を手掛ける。「桜前線ツアー」ではこのよのはるに同行し膨大な旅の記録を撮影。

https://alloposidae.com/

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# by rojitohito | 2022-02-28 06:01

唄え メルヒェン

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12月の街を飾るイルミネーションが、光と闇のコントラストを際立たせ、
禍の真の影を顕わにする

命を巡る、辛いニュースを眼にするたびに胸が騒ぐ
死の淵に立つものの服をも剥ぐような感覚
口に語れぬ、なにかがある

他者や自己の死とひきかえに、手に入れようとするものはなにか
死にそれぞれがむかうとき、そこには反転した生への希望があるのではないか

日本の公共図書館でも死について語る"Death Cafe"が広がりつつあるようです
幾多の生と死の集積である昔話、
ことしは"Death Cafe"として部屋を開きます

死を照らすことで、そこに浮かびあがる生の誕生を願って

タイムラインでお話を読んでゆきます
マスクを着用しますので、聴こえにくい箇所もあると思いますが、
物語が流れる時間を聴いていただければ幸いです

物語を聴きたい方、休みたい方、どなたでもいらしてください

聴きとれなかった方、興味ある方は出典と、簡単な解説を記しますので
よければ原話、再話を読んで、語ってみてください



唄え メルヒェン
12.25Sat.19:00-21:00
入場無料 入退場自由
路地と人

語り手 原田淳子

19:00 白雪姫

19:20 ふしぎな石のカヌー(チッペワイヤン族,北米)

19:40 美しい娘と魚(ヨルバ族, ナイジュリア)
   ブルブル(グジランワラ,パンジャブ)
   按司がなし(日本,奄美)

20:30 うそっこ七(日本, 秋田横手市)

20:40 名づけ親になった死神

21:00 星の銀貨

◆出典

◇白雪姫
『語るためのグリム童話 7』ヤーコプ・グリム, ヴィルヘルム・グリム原作;小沢昔ばなし研究所再話
*昔話の語法、モチーフがもっとも典型なお話のひとつ
 3回のリズム、白雪姫は3回殺される、命のゆりかごが揺れる
 灰かぶりと同じ、そこには死と生のリズムがある

◇ふしぎな石のカヌー
『世界の民話 12 アメリカ大陸Ⅱ』小澤俊夫編訳;ぎょうせい;石井浩子,菅原しずか,藤井めぐみ,米田伴子再話
*死んだ婚約者を追いかけて、若者は死者の国、彼岸の島へゆく美しい物語
 神話にもみられるモチーフ

◇美しい娘と魚
 『世界の民話7アフリカ』小澤俊夫編訳;ぎょうせい;小室和子,坂根明子,塩飽智子,森谷くみ子再話
*歌で犯罪の真実を訴えるモチーフとしては
 グリム47番「杜松の話」、日本の「継子と鳥」、「継子と笛」など
 「ブルブル」「按司がなし」も類話と考えられる
 
◇ブルブル
 『世界の民話 19パンジャブ』小沢俊夫編訳;ぎょうせい
*柳田國男的解釈によると「誕生」の「奇端」、「不思議な成長」
 鳥は亡くなったものの化身として現われることが多いけれど、 
 このお話では美しいナイチンゲールが命の変遷を辿る

◇按司がなし
 『子どもに贈る昔ばなし, 17』小澤俊夫監修;小澤昔ばなし研究所;
 安藤ユキ,海老澤昌子,片山祐吾,木住野正子,高橋尚子,原田淳子,村上はるみ再話
*「ブルブル」と似たモチーフ
 アフリカからパンジャブ、日本の奄美へと似たモチーフが少しずつ型を変えて連なってゆく
 
◇うそっこ七
 『民話と文学 秋田・山形の伝承』第三十五号,民話と文学の会;
 安藤ユキ,海老澤昌子,片山祐吾,木住野正子,高橋尚子,原田淳子,村上はるみ再話
*死も笑いに変える、笑い噺は日本昔話の真骨頂におもいます
 日本のユーモア、逞しさのある話です

◇名づけ親になった死神
 『語るためのグリム童話 』ヤーコプ・グリム, ヴィルヘルム・グリム原作;小沢昔ばなし研究所再話
*平等の象徴としての死
 米津玄師さんの曲、 『死神』は古典落語の『死神』がモチーフとなっていますが、
 落語の『死神』は初代三遊亭圓朝がこのグリム童話の『名づけ親になった死神』から創ったものです
 25日には圓朝が聴いた第二版のものを読みます
 200年の時を経て、グリムから落語、歌謡曲にその口伝えの形で現れたことはとても感慨深いです

◇星の銀貨
『語るためのグリム童話 7』ヤーコプ・グリム, ヴィルヘルム・グリム原作; 小沢昔ばなし研究所再話
*死そのものではないが、唄え、メルヒェンに込められた願い、そのものの物語であるので、
 毎年最後にこのお話を読みます

◆参考文献
 『昔話の語法』小澤俊夫著;福音館書店
 『グリム童話の誕生 聞くメルヒェンから読むメルヒェンへ』小澤俊夫著;朝日新聞出版
 『日本昔話の型』関敬吾著;小澤俊夫補訂;小沢昔ばなし研究所
 『国際昔話話型カタログ : アンティ・アールネとスティス・トムソンのシステムに基づく分類と文献目録』
 ハンス=イェルク・ウター著 ;加藤耕義訳;小澤昔ばなし研究所
 『昔話 その美学と人間像』マックス・リュティ著; 小澤俊夫訳;岩波書店
 多様な死の対話の場と図書館 https://current.ndl.go.jp/e2446




# by rojitohito | 2021-12-25 10:19 | 2021年終了イベント

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路地と人では11月11日〜14日、
かみむら文庫のリーディング・パフォーマンス
『「桃仙人」考』を上演いたします。
かみむら文庫とは、俳優の上村聡が「一冊の本」を上演する文庫です。
路地と人では、嵐山光三郎著『桃仙人 小説 深沢七郎』を原作とした
作家である深沢七郎オヤカタと「ぼく」との交流の日々を描いた『「桃仙人」考』の再演になります。
アクマのようにすてきなオヤカタ、
オヤカタを慕い、恐れ、そして斬り捨てられるまで。
上村聡の語りで、オヤカタとの愛惜の交流と非情なまでの別れが浮かび上がります。
公演の詳細、会場での感染対策については、下記、かみむら文庫の案内をご覧ください。
皆さまの来場を心よりお待ちしています。
路地と人・原田淳子

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かみむら文庫『「桃仙人」考』についてご案内いたします。
作品情報、公演スケジュール、チケット予約方法、感染症対策などについてご説明しておりますので、ご確認お願いいたします。
この作品は、今年の2月に公開リハーサルという形で発表しました。
このような状況ではありますが、2月に見てくださった方も、初めての方も、ご興味ございましたら、水道橋の「路地と人」までお越しください。
よろしくおねがいします。

【公演情報】
作品 かみむら文庫『「桃仙人」考』
原作 嵐山光三郎『桃仙人 小説 深沢七郎』
演出 山本健介(ジエン社)
出演 上村聡

【日時】 2021年11月11日〜14日
11月11日(木)19:00
11月12日(金)19:00
11月13日(土)14:00/19:00
11月14日(日)14:00/19:00

*上演時間は約45分
*受付開始は各回開演の15分前

【料金】
1,000円

【チケット予約】
以下の事項をご記入の上、kamimurabunko@gmail.comまでご連絡ください。
①お名前
②住所
③電話番号
④ご予約希望回

*ご予約は先着順とさせていただきます。
*当日精算のみ。
*複数人でご来場をご希望の場合は、①②③の項目は全員分ご記入ください。
*①ですが、感染症対策の為、ご本名でお願いいたします。
*今回は席数が大変少なくなっております。そのため一度にご予約いただけるチケットは最大4名までとさせていただきます。複数名でのご予約をご検討のお客様は早めのご予約をおすすめ致します。

【かみむら文庫について】
俳優の上村聡が出会った「一冊の本」を上演する文庫です。上演の仕方は様々で、また出会う本も様々。上村聡が興味を惹かれた本たちに、俳優だからこそできるアプローチで新たな命を吹き込みます。

【桃仙人について】
嵐山光三郎の小説。作家である深沢七郎オヤカタとの交流の日々を描いた物語。
「アクマのようにすてきな人」・・・・・深沢七郎“オヤカタ”は、死を語り、権威を笑い、自分の葬式の予行演習をし、桃の林の中、ギターを弾く。・・・・・「ぼく」は、そんなオヤカタに惹かれ近づいていく。しかしオヤカタは、ひとつ接し方を間違えると、ばっさりと関係を斬り捨ててしまうのだった。「ぼく」はオヤカタに斬り捨てられる日を恐れながら花の匂いにも似た、夢のような日々を送るのだった。

【『「桃仙人」考』再演にむけて】
今年の2月、公開パフォーマンスという形で、この作品を発表しました。
「いつかまたやりたい、なんどでもやりたい」と思っていたところ、「路地と人」の原田さんにお声がけいただき、こんなにもすぐに再演できることになりました。
これまでいろいろな舞台に関わってきましたが、終わってから「あー!あそこはああしとけばよかった!」とか、「なんだ!そういう意味だったのか!」などと、しつこく悔やまなかった舞台はありません。『「桃仙人」考』の再演では、そのしつこさを活かし、より深まったパフォーマンスを発表したいと考えています。「あんま変わってねぇじゃん」と言われたら、その時はまた悔やみます。どーぞよろしくおねがいいたします。

【感染症対策について】
・ご来場に際し、マスクの着用、入場前の検温、手指のアルコール消毒にご協力をお願い致します。
また、以下に該当する方はご入場いただけません。ご来場をお控えください。
・37.5度以上(あるいは平熱より1度以上)の発熱や咳、咽頭痛などの症状のある方、および発熱が数日間続いている方や、風邪症状(発熱、咳、くしゃみ、喉の痛みなど)のある方。だるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方、その他、新型コロナウイルス感染症に特徴的な症状により体調に不安がある方。
・過去10日以内に新型コロナウイルス感染症陽性とされた方。
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方。
・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある方。
・スタッフ、キャストは毎日検温を実施し、健康状態を確認します。また、手洗い、手指消毒を徹底します。万が一、異常がある場合には上演を中止させていただきます。
・お客様と接するスタッフはマスクを着用します。また、必要に応じてフェイスシールドや手袋を着用致します。
・会場内に消毒用アルコールを設置致します。
・会場内のお客様が手を触れる箇所は定期的に消毒を行います。
・会場内の窓を開け、適宜換気をいたします。

以上です。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。







# by rojitohito | 2021-11-10 15:30 | 2021年終了イベント


会期 2021101()31()

展示者 西村知巳 大木裕之 窪田美樹


開室日

1日 オープニング 18時〜20

2日 16時〜20

8日〜14日 16時〜20時(11日はお)

15日 時間未定/会場にて制作された窪田の表現物を「表現と体癖」最終回展覧会(八王子喫茶店・馬天使)に向けて搬出します。

16日〜31日 予定未定/15日以降に本ブログに掲載致しますのでご覧ください

………

(10/19更新↓)

23日、24日、30日、31日は13時~20時 まで

22日は16時~20時まで

宜しくお願い致します

…………

(25日更新↓)

本日25日臨時開室しております。8時まで。

明日26日以降は、30日、31日は西村知巳を中心に在室(13時〜20時)。それ以外の日は窪田美樹が在室(火は13時〜17時、水木金は16時〜20時)を致します。出入りをする可能性がありますので、ご連絡いただけたら幸いです。

………

(29日更新↓)

本日29日臨時拡大開室。13時から20時までの開室となります。会場または近辺におります。宜しくお願い致します。



「フランシス・マクドーマンドの眸(ひとみ)」_a0156417_18130161.jpeg


# by rojitohito | 2021-10-14 19:52 | 2021年終了イベント

「表現と体癖」展

路地と人では、4月より連続ワークショップ「表現と体癖」を月一回のペースで、全5回、おこなってきました。「体癖(たいへき)」とは、野口整体の創始者である野口晴哉が、たくさんの人の体を観察していく中で、身体の重心の偏り・腰椎のゆがみなどが人間の感受性の癖を決定していると考え、その癖を12種類に分類してまとめたものです。「表現と体癖」ワークショップでは、表現すると同時に、表現されたものからそれを表現した人、表現されたものを見る人の感受性までを、体癖という捉え方を通して観察してきました。
ワークショップの最後に、路地と人でのワークショップ参加者5名と、同時並行で八王子にて開催されていたワークショップ参加者3名と、合わせて8名分の表現物を持ち寄った展覧会を開催します。会場は、八王子の老舗喫茶店・馬天使です。お散歩がてら、どうぞふらりとお越しください。

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「表現と体癖」展

出品者:青柳光春、岡本妙子、織田恵実、香取亜美、窪田美樹、鶴崎いづみ、外山朋子、星野美代子
会 期:10月18日(月)〜23日(土)
時 間:12時〜20時
会 場:喫茶・馬天使(https://8dabe.com/2019/01/22/batenshi/
東京都八王子市中野上町4-29-16
JR西八王子駅北口から徒歩20分
○JR西八王子北口1番乗り場[市02][市03] 鶴巻橋バス停下車
○JR八王子駅北口 6、7番乗り場どのバスも可 西中野2丁目バス停下車
○京王八王子駅バス停3番乗り場どのバスも可 西中野2丁目バス停下車

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講 師:川﨑智子(と整体)
1970年宮崎県生まれ。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として「と整体」を主宰。著書に、『整体対話読本 ある』(2019/土曜社)、『整体覚書 道順』(2021/土曜社)、『体操をつくる』(2021/観察と編集・土曜社)。

野口整体とは、野口晴哉(1911~1976)により提唱された整体法。活元運動、愉気法、体癖論から構成される。

# by rojitohito | 2021-09-20 12:23 | これからの予定

JR水道橋駅のうら路地にある古い建物の2階で展示や催しを行う「路地と人」のサイトです


by rojitohito