私の現代美術の教育者としての経験は、多摩美術大学、立教大学、Bゼミで、美術教育活動をやって来ています。
その経験を活かして、今日の時代にあった【美術家になるためのワークショップ》を開催します。
今日は伝統が崩壊して、秩序が喪失して、それこそ国立の東京芸術大学ですら芸術の授業がなくなり、自然のカオスの中の狂気にしか価値を見出し得なくなっています。
ですから、何をやっても良いし、メチャクチャをやってもやいのですが、現実はそれほどには簡単ではないのです。
『彦坂なおよしワークショップ』は、現代アート作品を制作したい人、現代アート作家をめざす人を対象にした《制作アドバイス形式》のワークショップです。
オンラインでの受講を受付しています。遠隔地からのご参加も可能です。
ワークショップでは、参加者が持参した小型作品について、一人ずつ講評していきます。
作品はドローイングでも、水彩画でも、油彩、アクリル画でも良いですし、コンセプチュアルアート、インスタレーション、パフーマンスでも、音楽、ノイズなとでもよいです。今流行の生成A Iの作品でも良いです。
美術作品の講評を受けることを通じて、美術作品を作るプロセスでとくに大切な「基本」である《自己》を自覚するのセンスを磨くきっかけになるでしょう。
制作、講評、制作……をくり返すことで、美術作品の質を確実に高めることができます。また、それぞれの作品を制作するうえでの、素材の選び方、組み立て方法、展示方法についてのアドバイス、参照しておくべき過去の作品についてのサゼスチョン受けられます。
毎週一回をめやすにして、10回で5万円です。
その年の受講生の中から1人を選出して翌年に、この『路地と人』で一週間の展覧会をしていただきます。展示プランの試行から展示まで、一貫したサポートを受けながら体験することで美術作家としての自立を目指します。
そして個展をして、自分と同じタイプのアーティストの友人を作っていくことが大切だと思います。良い善良な友人を見つけることは、大切なことです。
年齢に制約はありません。男女も問いません。
当然ながら、個人情報の秘密性は生涯厳守いたします。
彦坂尚嘉