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唄え メルヒェン -afterdark- “If I must die, let it be a tale”

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唄え メルヒェン
昔話語り

-afterdark-
“If I must die, let it be a tale”

12.24 sun.
18:00-20:30
入退場自由


紛争、殺戮、虐殺の一年となった2023年
彼の戦地から遠く離れて、
おなじ地平の先に、銃弾に倒れた無数の命を悼み
その土地の物語が銃を砕くことを願って
タイムラインでお話を読んでゆきます

物語を聴きたい方、休みたい方、
どなたでもいらしてください

この12月、物語へ希望を託して戦火に散った詩人の
“If I must die, let it be a tale”を胸に
生き残った語り手として
この暗闇の先に
物語を 白い希望を 空に捧げます

世界のどの地においても
物語を聴く、安らかな夕べがありますように

語り手 : 原田淳子


18:00
セイキロスの墓碑銘
てぶくろ|ウクライナの民話

18:20
『ルイ・リエル』
ふしぎな石のカヌー|北米(チッペワイヤン族)の民話

18:50
If I must die, let it be a tale|Refaat Alareer
ジュベイナと奴隷|パレスティナの民話

19:30
山羊は知っていた|イスラエルの民話

19:50
『日本の面影―ラフカディオ・ハーンの世界』(一節)|山田太一脚本
     名付け親になった死神|ドイツ・グリム

20:15
おおみそかの金馬|日本(立川)の民話

20:30
星の銀貨|ドイツ・グリム


◆出典

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◇『てぶくろ ウクライナ民話』エウゲーニー・M・ラチョフえ ; うちだりさこやく;福音館書店

◇『ルイ・リエル : カナダ白人社会に挑んだ先住民の物語』チェスター・ブラウン著 ; 細川道久訳|彩流社

◇ふしぎな石のカヌー
『世界の民話 12 アメリカ大陸Ⅱ』小澤俊夫編訳;ぎょうせい;石井浩子,菅原しずか,藤井めぐみ,米田伴子再話
*死んだ婚約者を追いかけて、若者は死者の国、彼岸の島へゆく美しい物語
 神話にもみられるモチーフ

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◇ジュベイナと奴隷
『アラブの民話』イネア・ブシュナク編;久保儀明訳;青土社

◇山羊は知っていた
『世界の民話 イスラエル』小澤俊夫編訳;ぎょうせい
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◇『日本の面影 : ラフカディオ・ハーンの世界』山田太一著;岩波書店

◇名づけ親になった死神
 『語るためのグリム童話 』ヤーコプ・グリム, ヴィルヘルム・グリム原作;小沢昔ばなし研究所再話

◇おおみそかの金馬
『ばけもんをひとくち』子どもに贈る昔ばなし17; 小澤俊夫監修;小澤昔ばなし研究所

◇星の銀貨
『語るためのグリム童話 7』ヤーコプ・グリム, ヴィルヘルム・グリム原作; 小沢昔ばなし研究所再話
*死そのものではないが、唄え、メルヒェンに込められた願い、そのものの物語であるので、
 毎年最後にこのお話を読みます

◆参考文献
 『昔話の語法』小澤俊夫著;福音館書店
 『グリム童話の誕生 聞くメルヒェンから読むメルヒェンへ』小澤俊夫著;朝日新聞出版
 『日本昔話の型』関敬吾著;小澤俊夫補訂;小沢昔ばなし研究所
 『国際昔話話型カタログ : アンティ・アールネとスティス・トムソンのシステムに基づく分類と文献目録』
 ハンス=イェルク・ウター著 ;加藤耕義訳;小澤昔ばなし研究所
 『昔話 その美学と人間像』マックス・リュティ著; 小澤俊夫訳;岩波書店

by rojitohito | 2023-12-24 00:00 | これからの予定

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