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「民主主義」 の図書室

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「民主主義」あるいは「デモクラシー」という言葉を聞くと、

 何を思い浮かべるでしょうか?

 自分とは関わりのない、遠い世界の言葉のように聞こえてしまうでしょうか。



【展示「民主主義」 の図書室】
2014年9/5(金)- 9/11(木)
平日 15:00〜21:00/土日 13:00〜19:00
※6日は14:00~18:00のあいだはイベントのため展示はみられなくなります。
 11日は展示は19:00までになります。
入場無料

今秋9月、路地と人では上智大学グローバル・コンサーン研究所と共催で
展示『「民主主義」の図書室』を開催します。

この期間、路地と人は「民主主義」のことばを集めた図書室になります。
部屋にある本は自由に読むことができます。

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 「民主主義」あるいは「デモクラシー」という言葉を聞くと、
 何を思い浮かべるでしょうか?
 自分とは関わりのない、遠い世界の言葉のように聞こえてしまうでしょうか。

 民主主義は人々の政治参加を前提としていますから、
 みなさん自身が政治参加をしている実感が持てないとしたら、
 民主主義という言葉に何か白々しさやよそよそしさを感じてしまうのも
 無理ないかもしれません。

 では、民主主義ではない体制の下で生きていくことがどのようなものか、
 想像してみるとどうでしょうか。
 民主主義ではない政治体制、
 つまりは権威主義であるとか全体主義といった体制下では、
 人々の自由は奪われ、基本的人権も侵害されます。
 歴史的には民主主義であった時代よりも、
 民主主義ではなかった時代のほうが遥かに長いのです。
 
 人々の多大な努力によって勝ち得た民主主義も、
 今を生きる私たちが使いこなすことができなければ、
 たちまち消え去り、元の世界に戻ってしまうこともありえるのです。

 三浦まり(上智大学法学部)


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【『「民主主義」の図書室』 図書目録 】

<表紙>
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<ごあいさつ:三浦まり(上智大学法学部)・原田淳子(路地と人)>
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<企画趣旨・配置図>
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<1.立憲主義と自由民主主義>
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<2.民主主義の危機とグローバリゼーション>
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<3.民主主義を破壊するもの、阻害するもの>
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<4.デモクラシーとメディア>
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<5.民主主義の刷新>
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【オープニング・トーク“民主主義の ことば・色・かたち”】
 2014年9月6日 15:00 - 17:00
 トークゲスト:松本春野さん(絵本作家)、千原航さん(グラフィック・デザイナー)
 司会:三浦まりさん(上智大学法学部)
 料金:1000〜1500円 ※スライディング・スケール制

※14:00~18:00のあいだは展示は見られなくなります。

この日、絵本作家の松本春野さんと、
グラフィック・デザイナーの千原航さんをお招きし、
おふたりの表現活動を通じて、
個人と社会、個人と政治のつながりについてお話を伺います。

わたしたちの手にある民主主義、
それはどんな ことば・色・かたちなんでしょうか?

わたしたちのそれぞれの暮しのなかから
社会へつなげるための表現を探ります。

※料金はスライディング・スケール制、
1000〜1500円でご自身で金額を設定してお支払いしていただく方法です。

<トークゲスト・プロフィール>
松本春野(まつもと・はるの)
 1984年 東京生まれ
 2006年 多摩美術大学油画科卒業
・絵本の著書
 『モタさんの“言葉”』『モタさんの“言葉”2』/講談社
 『ふくしまからきた子』/岩崎書店
 『地震の夜にできること。』/角川書店
 『絵本 おとうと』『絵本おとうとⅡ ーはじめての学校』/新日本出版社
・TV
 『モタさんの“言葉”』/NHK
・広告
 山田洋次・阿部勉 共同監督作品 映画『京都太秦物語』ポスター・チラシ/松竹株式会社
 山田洋次監督作品『おとうと』 映画ポスター・チラシ/松竹株式会社
・表紙イラスト連載雑誌
 熱風/スタジオジブリ

■千原航(ちはら・こう)
 '96年多摩美術大学美術学部二部卒。
(株)立花ハジメデザインを経て98年独立。
 以後グラフィックデザインを軸に幅広く活動中。

 05年朗文堂タイポグラフィ・スクール「新宿私塾」第六期修了。
 個展「Bicha-Bicha Exhibition』(03年/GAS SHOP)。
 企画/共作展『Handmad/Readymade#1』(10年/PASS THE BATON)。

 多摩美術大学で担当する演習授業『妄想』(07年~)は、フランスから取材陣が来日、
 オランダの一般新聞紙に学生作品が掲載されるなど国内外メディアから注目される。
 総合演習『現実』(09年~)では、結成されたグループが卒業後も活動を継続するなど、
 個人と社会の独自接点を模索・拡張するカリキュラムを展開している。



【クロージング・トーク“民主主義の 色・かたち”】

 2014年9月11日 19:30 - 21:30
 トーク:
 山田勇男さん(映画「シュトルム・ウント・ドランク」監督)、
 中野晃一さん(上智大学国際教養学部)
 権田菜美さん(ダンサー、上智大学IGC職員)
 料金:1000〜1500円 ※スライディング・スケール制


<トークゲスト・プロフィール>
山田勇男(Yamada Isao)

1952年、北海道生まれ。74年、演劇実験室「天井桟敷」に入団。寺山修司監督映画の美術・衣装デザインを担当。77年、札幌にて漫画家・故湊谷夢吉らと「銀河画報社映画倶楽部」を結成。稲垣足穂の「一千一夜物語」をモチーフとした処女作『スバルの夜』が、オフシアター・フィルムフェスティバル(後のぴあフィルムフェスティバル)に入選。

以後、現在まで8mmフィルム作品を中心に100本を越える作品を制作。気配・影などの “ゆらぎ”、そして夢と現実の“はざま”を写し取る、詩的な映像世界を紡いでいる。独自の世界観を持った映像は国内外で評価が高く、作品は海外の美術館や大学にも収蔵されている。

一方、漫画家、装丁家としての顔も持ち、自身の漫画集『戯れ』、細密ペン画集『人魚』(共に北冬書房)のほか、安部慎一『美代子阿佐ヶ谷気分』(ワイズ出版)など装丁作品は多数。また雑誌『映画秘宝』のタイトルなどにも使用された独特の手書き書体は「山田文字」と呼ばれ、今作のタイトル文字にも使用されている。

92年『アンモナイトのささやきを聞いた』がカンヌ国際映画祭招待。
2003年、つげ義春原作『蒸発旅日記』公開。2013年、
10年ぶりの長編映画『シュトルム・ウント・ドランクッ』完成。

<略歴>
74年:寺山修司監督『田園に死す』疑景工作
77年:寺山修司監督『ボクサー』美術協力
79年:寺山修司監督『草迷宮』 美術
84年:寺山修司監督『さらば箱舟』 衣装デザイン
92年 『アンモナイトのささやきを聞いた』【ユーロスペース製作】◎カンヌ国際映画祭批評家週間招待
00年:『月球儀少年』【札幌映画祭製作実行委員会】◎オーバーハウゼン国際短編映画祭出品(ドイツ)、買い上げ
03年:『蒸発旅日記』【ワイズ出版製作】◎つげ義春=原作 ◎木村威夫=美術監督
04年:オーバーハウゼン国際短編映画祭で特集プログラム上映

※「シュトルム・ウント・ドランクッ」ホームページより引用


■共催 
上智大学グローバル・コンサーン研究所
路地と人
by rojitohito | 2014-08-26 17:43 | 2014年終了イベント

JR水道橋駅のうら路地にある古い建物の2階で展示や催しを行う「路地と人」のサイトです


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