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巻上公一と藤田陽介の 「十牛図」

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ありがとうございました。終了いたしました。

お待たせいたしました。
5月26日(土)の夜は昨秋、遠い記憶のどこかに沁みる、不思議で素敵な演奏を披露して下さった自作パイプオルガンの藤田陽介さんが、再び強力なデュオパートナーと共に路地と人に登場いたします。旅は道連れ、ぜひ、みなさまもこのお二人の音の道中をご一緒に巡ってみてはいかがでしょうか?

《何人もの声を操る超人「巻上公一」と前代未聞の空想楽器を生み出した「藤田陽介」の初共演!二人の奇人が織りなす音世界は「十牛図」のどこまでゆけるのか...》

十牛図とは…禅の修行における、悟りまでの道程を、牛を喩えに使って表した図。童が牛を探し、見いだし、さらに悟りに至るまでのプロセスが十の段階に分けられており、それら各段階を描いた十枚の画で一組を成す。

【日時】
2012年5月26日(土)
開場18:30/開演19:00

【料金】
2000円
※完全予約制20名限定とさせて頂きます。
<ご予約ありがとうございました。満席となりました。>

【出演】
巻上公一
藤田陽介

【予約、お問い合わせ】
rojitohito(アット)gmail.com
まで、御名前、人数、ご連絡先電話番号を添えてご連絡ください。
(お手数ですが送信の際は(アット)を@に書き替えてお送り下さい。)

【出演者プロフィール】
◆巻上公一
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ヒカシューのリーダーとして1978年から現在に至るまで作詞作曲はもちろん、声の音響voice performanceやテルミン(という電子楽器)、口琴(こうきん)を使ったソロワークやコラボレーションも精力的に行っている。類いまれな歌のセンス、声の可能性の追求、斬新な切り口と、諧謔精神を備え、歌謡曲から歌ともつかぬ歌まで、そのパフォーマンスは縦横無尽且つ自然体。
最近はいくつかのシアターピース(代表は宇宙語「チャクルパ」シリーズ)にも着手している。シベリアのトゥバ共和国に伝わる喉歌ホーメイの紹介者、第一人者であり、指導者としても多くの歌手を育てている。また世界のさまざまなフェスティバルにも招聘されている。

◆藤田陽介
鳥を師匠とする。
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2009年、空想を具現化した完全自作のパイプオルガンを製作。自作楽器「11's Moon Organ」(和名/管鳴-くだなり-)である。ふいごから何まで一人自宅にて作り上げ、風箱には8個の石が置かれ、その風圧により11本のパイプを鳴らす。鍵盤が無い全く独自の構造によるドローンサウンドである。手作業によるパイプのいびつさから生まれた複雑な空気により、多種多様な響きが聴こえてくる。

ふいごを動かし続けるその演奏姿は「音楽家」というより「農夫」のようであり、一度みたら間違いなく忘れないだろう。木挽き唄や草刈り唄のように農民生活の中から自然と生まれた楽曲や、ある種の儀式的な楽曲など、「藤田陽介」という民族音楽を構築している。
by rojitohito | 2012-05-19 21:30 | 2012年終了イベント

JR水道橋駅のうら路地にある古い建物の2階で展示や催しを行う「路地と人」のサイトです


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