【 路地と人の 森の二日間 】
2010年 12月 20日
週末路地と人では今年最後の催しを開催いたします。
路地と人の「森」を彷徨う2日間、
年末のお忙しい時期ですが、お出かけついでにどうぞふらりとお立ち寄りくださいね。
12月25日 「唄え!メルヒェン」

25日の夜は、原田企画による昔話語りをします。
絵本や本など活字として触れることが多い昔話ですが、
もともと昔話=メルヒェン は、何百年のあいだ、
無数の人々によって、口で語られ、耳で聴かれてきた形のない文芸で、
語り手によって語られる、その時間の中だけに存在してきました。
口で語られ、耳で聴かれる口承文芸としての昔話、
そのまろやかな言葉、物語のリズム、直線でできた世界を、
静かな静かな時間の中で、耳を傾けて楽しんでいただけたらと思います。
25日は聖夜にふさわしく、グリム童話を読みます。
「グリム童話集(原題「子どもと家庭のためのメルヒェン」)」は、
1812年のクリスマスも近いころグリム兄弟の編纂のもと出版されました。
その後、第1版から最終版の第7版(1857年)の45年のあいだに、
グリム童話は語りの文学から読む文学へと形を変えていきました。
いま一般的に「グリム童話集」といわれるものは第7版のものですが、
25日には、口語りの要素がまだ残されている
「グリム童話集 第二版」(1819年版)からいくつか抜粋して読みます。
■12月25日(土) 17:00 - 22:00 入場無料
■語るおはなし:
17:00 灰かぶり 16mini.
30 幸せハンス 13mini.
50 神さまのけだものと悪魔のけだもの 5mini.
18:00 こわがることを習いに出かけた若者の話 23mini.
40 ペテン師と大先生 6mini.
19:00 鉄のストーヴ 15mini.
40 名付け親になった死神 8mini.
20:00 三本の金髪を持った悪魔 17mini.
30 ディートマルシュのほら話 2mini.
40 寿命 4mini.
21:00 白雪姫 20mini.
30 緑色の服を着た悪魔 8mini.
50 星の金貨 5mini.
12月26日(日)

神保町堂々めぐりVol.1
~森はいつだってあなたのそばに~
「都市の森を巡る散策ー採集カフェー読書」
路地と人ではこのたびいきなり散歩部を立ち上げました。
部長は放浪の達人(笑)安岐理加、部員ただいま募集中です。
散歩部企画第一弾として、神保町界隈の「森」を巡るまちあるきを開催します。
ただ今神保町の森のフィールドワーク中なのですが神保町界隈の街路樹って面白いのです。
ものすごい所にものすごい木が自生していたり、街路樹の種類も豊富。
そして、まちに暮らす人々はちゃんとその樹々を愛でていて、
詳しくみていくと、それぞれに手を加えて自分の庭に仕立てていっている。。
神保町の路地にはささやかなそれぞれの森がいっぱいあるのです。
当日は部長がフィールドワークによって見つけた「森」散歩道マップをお渡しします。
マップを参考に散策していただいた方には、ささやかなお土産があります。
路地と人には歩いてきたみなさんが見つけたものを報告あい、「私たちの地図」を作り上げていきます。
そして部長が日頃採集して溜め込んでいる保存食による「採集カフェ」を開店。
柚子とか花梨とか梅とか銀杏とか。。
意外と街路樹や公園やらで採取できるものでフツーに美味しいものができちゃうのです。
そして、清水チナツがトランクに、本や絵本などをつめて「ぶかぶか図書館」を開きます。
まちあるきでみつけた色んな落ち葉を使ってあなただけの栞(しおり)をつくるワークショップも開催。
栞の語源を辿ると、山道などを歩くときに木の枝を折って道しるべとすることを
『枝折る(しおる)』といったことがはじまりだそう。
■12月26日(日) 14:00 - 20:00 入場無料
採集カフェのメニューは柚子味噌ケーキ、びわ茶、アキリカ焙煎珈琲、自家製梅酒など、他にもただいまメニュー考案中。
ぶかぶか読書スペースには植物や食にまつわる本、植物やまちにまつわる民俗学の本や絵本などあります。
落ち葉で栞を作るワークショップもやります。
そしてまちあるきは随時受付ます。参加費無料です。
まちを歩いても良し、おちゃを飲みながら読書にふけってもよし、手作業をしてもよし。。
忙しい年末のひと休憩に是非おこしくださいね。
さて師走の神保町の森から、どこに繋がるかな?

路地と人の「森」を彷徨う2日間、
年末のお忙しい時期ですが、お出かけついでにどうぞふらりとお立ち寄りくださいね。
12月25日 「唄え!メルヒェン」

25日の夜は、原田企画による昔話語りをします。
絵本や本など活字として触れることが多い昔話ですが、
もともと昔話=メルヒェン は、何百年のあいだ、
無数の人々によって、口で語られ、耳で聴かれてきた形のない文芸で、
語り手によって語られる、その時間の中だけに存在してきました。
口で語られ、耳で聴かれる口承文芸としての昔話、
そのまろやかな言葉、物語のリズム、直線でできた世界を、
静かな静かな時間の中で、耳を傾けて楽しんでいただけたらと思います。
25日は聖夜にふさわしく、グリム童話を読みます。
「グリム童話集(原題「子どもと家庭のためのメルヒェン」)」は、
1812年のクリスマスも近いころグリム兄弟の編纂のもと出版されました。
その後、第1版から最終版の第7版(1857年)の45年のあいだに、
グリム童話は語りの文学から読む文学へと形を変えていきました。
いま一般的に「グリム童話集」といわれるものは第7版のものですが、
25日には、口語りの要素がまだ残されている
「グリム童話集 第二版」(1819年版)からいくつか抜粋して読みます。
■12月25日(土) 17:00 - 22:00 入場無料
■語るおはなし:
17:00 灰かぶり 16mini.
30 幸せハンス 13mini.
50 神さまのけだものと悪魔のけだもの 5mini.
18:00 こわがることを習いに出かけた若者の話 23mini.
40 ペテン師と大先生 6mini.
19:00 鉄のストーヴ 15mini.
40 名付け親になった死神 8mini.
20:00 三本の金髪を持った悪魔 17mini.
30 ディートマルシュのほら話 2mini.
40 寿命 4mini.
21:00 白雪姫 20mini.
30 緑色の服を着た悪魔 8mini.
50 星の金貨 5mini.
12月26日(日)

神保町堂々めぐりVol.1
~森はいつだってあなたのそばに~
「都市の森を巡る散策ー採集カフェー読書」
路地と人ではこのたびいきなり散歩部を立ち上げました。
部長は放浪の達人(笑)安岐理加、部員ただいま募集中です。
散歩部企画第一弾として、神保町界隈の「森」を巡るまちあるきを開催します。
ただ今神保町の森のフィールドワーク中なのですが神保町界隈の街路樹って面白いのです。
ものすごい所にものすごい木が自生していたり、街路樹の種類も豊富。
そして、まちに暮らす人々はちゃんとその樹々を愛でていて、
詳しくみていくと、それぞれに手を加えて自分の庭に仕立てていっている。。
神保町の路地にはささやかなそれぞれの森がいっぱいあるのです。
当日は部長がフィールドワークによって見つけた「森」散歩道マップをお渡しします。
マップを参考に散策していただいた方には、ささやかなお土産があります。
路地と人には歩いてきたみなさんが見つけたものを報告あい、「私たちの地図」を作り上げていきます。
そして部長が日頃採集して溜め込んでいる保存食による「採集カフェ」を開店。
柚子とか花梨とか梅とか銀杏とか。。
意外と街路樹や公園やらで採取できるものでフツーに美味しいものができちゃうのです。
そして、清水チナツがトランクに、本や絵本などをつめて「ぶかぶか図書館」を開きます。
まちあるきでみつけた色んな落ち葉を使ってあなただけの栞(しおり)をつくるワークショップも開催。
栞の語源を辿ると、山道などを歩くときに木の枝を折って道しるべとすることを
『枝折る(しおる)』といったことがはじまりだそう。
■12月26日(日) 14:00 - 20:00 入場無料
採集カフェのメニューは柚子味噌ケーキ、びわ茶、アキリカ焙煎珈琲、自家製梅酒など、他にもただいまメニュー考案中。
ぶかぶか読書スペースには植物や食にまつわる本、植物やまちにまつわる民俗学の本や絵本などあります。
落ち葉で栞を作るワークショップもやります。
そしてまちあるきは随時受付ます。参加費無料です。
まちを歩いても良し、おちゃを飲みながら読書にふけってもよし、手作業をしてもよし。。
忙しい年末のひと休憩に是非おこしくださいね。
さて師走の神保町の森から、どこに繋がるかな?

by rojitohito
| 2010-12-20 21:31
| 2010年終了イベント