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体操をつくる

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「体操をつくる」

体の気になるところや悩みを持って来てください。
それをもとに、体操をつくって、動かしていきましょう。

次 回:8月24日(※今回都合により土曜日となっています)
時 間:19時から21時
参加料:2000円(予約不要。軽食付き。)
指 導:川崎智子(と整体)


*
17時から19時まで、個人指導も受け付けます。

個人指導:1回 5000円(要予約)
所要時間:約30分(整体操法10分含む)
予  約:と整体へ直接ご予約ください。(mail:toseitai@gmail.com/tel:07050777055)

整体指導者の指導に基づき、整体の方法を自らの心と体で実践理解学んでいきます。
創作物、動画、媒体、嗜好対象など、表現活動のわかるものをご持参下さい。
体への向き合い方などもご相談ください。

創作活動、表現活動で体を整えたい方、 運動領域の可能性を広げたい方、
芸術と美、身体性に興味があり体感したい方、 お待ちしています。

**
川﨑智子
1970年5月5日宮崎県生。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として、「と整体」を主宰。また、2017年4月より気にまつわる活動「玄竹居」を始める。

***
野口整体とは、野口晴哉により提唱された整体法。活元運動、愉気法、体癖論から構成される。


# by rojitohito | 2019-08-24 00:00 | これからの予定

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原民喜の《鎮魂歌》をみんなで最後まで読んでみよう!

途中で持ち寄ったものも朗読するよ。


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 コトバイチ 番外編

「コトバイチバ 朗読会」


83日(土)

open15:30 start16:00


▽参加費無料

▽途中参加、途中退場も自由です!

▽聞くだけでも大丈夫です◯が、たぶん読んだ方が面白いと思います!

▽ドリンク販売あり〼


持ち物

▽《鎮魂歌》がはいっている本を持ってる人は持ってきてください。持ってない人は回し読みしましょう。

▽民喜と合わせて読んでみたい本もお持ちください。詩でなくても、詩でもOK。こちらでも少し準備しておきます。








民喜の作品に「鎮魂歌」という散文詩があります。


「美しい言葉や念想が殆ど絶え間なく流れてゆく」という一文から始まり、長い独白に続き、名前をもつ、また持たない死者の声が拾われていきます。


「鎮魂歌」のあいだに、背景がまったく異なる、古今の本から引用した文章を挟み込んで、みんなで最後まで読んでみます。

引用と引用を組み合わせることは、著者の意識を超え通底する「コトバ」を発見するひとつの方法であると考えます。


死者のコトバと生きた人の声をあわせて、手ざわりを感じながら、長い時間をかけていっしょに朗読してみよう、という試みです。


ぜひご参加ください!





# by rojitohito | 2019-07-29 19:37 | これからの予定

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わすれン!(下記センターの通称)参加者が記録した映像のうち、
DVD化されたものを上映します。
今回が初回となり、以後何回か続ける予定です。

「3がつ11にちをわすれないためにセンター」は、仙台市の芸術文化・生涯学習施設であるせんだいメディアテークが、2011年5月3日に開設した、「市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災からの復旧・復興のプロセスを、独自に記録・発信していくプラットフォーム」である。
『コミュニティアーカイブをつくろう!』
(佐藤知久・甲斐賢治・北野央、晶文社、2018年、p.35)

仙台で地震にあって、しばらく時間がたちました。
震災関連の映像を見てみようという気になり、
わすれン!のDVDを借りることにしたのです。
最初はひとりで見るつもりでしたが、
複数の人で見ることになれば、
また異なる体験になるだろうと思いました。
(言水ヘリオ)


名称:わンわン上映
日にち:2019年7月27日(土)
時間:18時頃(30分くらい前から開けてます)
料金:無料
定員:8名程度
*参加ご希望の方は ottopakkin アットマーク gmail.com までご予約ください

上映DVD:
2011東日本大震災 仙台一市民の記録
末武保政/2011年/27分
https://recorder311.smt.jp/information/26075/

中屋敷
中村友紀/2011年/21分
https://recorder311.smt.jp/movie/56919/

どうか記憶よ離れないで
高野裕之/2011–2012年/52分
https://recorder311.smt.jp/information/26111/

あなたは2011年3月11日をどのように過ごしましたか?
高野裕之/2012年/22分
https://recorder311.smt.jp/movie/34623/


資料提供:3がつ11にちをわすれないためにセンター
https://recorder311.smt.jp

# by rojitohito | 2019-07-27 00:00 | これからの予定
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音楽を料理に例えて


ラーメンブームが起きた理由のひとつに
素人が出汁や麺の素材の会話をし始めたというのがあると思っています。
音楽も同じようなもので、その曲の出汁の素材・麺の素材を伝えられたら、
みんながもっと楽しめるはずだろうと思ったのです。

「いや、音楽は感覚的に聴いていたい」「感動が減るのでは?」
それもわかります。
けれど、出汁の素材を知ったからって、ラーメンの美味しさの感動は減らないでしょ。
むしろ感動の幅は広がります。

ぼくは感覚で感動する派だったのですが、右脳左脳、両方で感動できるようになりました。
じゃあ、その解説会をしてみたら面白いかな、と。

たとえば、ラーメンファンが
「出汁は魚介系、豚骨系、鶏系、醤油系?」
「麺の加水率は?」
「隠し味に実はレモンが??」
…と知れば知るほどラーメンが好きになるように。

自身の新作『アルビレオ』を題材に、楽曲の<出汁>をひとつひとつテイスティング(視聴)していきながら、音楽が一層楽しくなる解説をしていきます。

音楽ファンはもちろん、そうでない方も十分楽しめる内容になっていま、、、します。


あだち麗三郎


・・・・・


7月21日(日)
START 18:00
入場無料

◇あだち流・音楽が楽しくなる聴き方&視聴会
◇あだち麗三郎・『アルビレオ』デザイナー小林一毅・カメラマンYohey Goto(gtP)とのトークショー


・・・・・


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4年ぶりのCDアルバム『アルビレオ』を発売することになりました。

2015年に『ぱぱぱぱ』をリリースしてから4年。
長くも短くもある時間の中であきらめることが増えた。
自分に対する理解が一層深まって、できること、できないこと、できるようにしてみたいこと。
個を掘り下げたところにあるマクロ。
そのバランスを取る先に見える景色に、今までとは違ったスタンスで制作できた気がしている。

2019年、あなたにとってこの音楽が二重に輝く星のようにありますように。


あだち麗三郎




・・・・・


<プロフィール>
音楽デザイナー。1983年1月生まれ。18歳からドラムとサクソフォンでライヴ活動を始める。風が吹いているようなオープンな感覚を持ち、片想い、cero、鈴木慶一、HeiTanaka、百々和宏、前野健太、寺尾紗穂(冬にわかれて)、坂口恭平、GUIROなどのグループでマルチプレイヤープレーヤーとして、FUJI Rock Festival ’12では3日間で4ステージに出演。シンガソングライターでもあり、ユニークな世界観、宇宙のノスタルジーでいっぱいのロマンチックな歌を歌います。2013年のカクバリズムから7シングル「ベルリンブルー 」 3枚のソロアルバムをリリース。最近は、プロデューサー、ミキシングエンジニアとして様々な音源をリリース。



# by rojitohito | 2019-07-21 20:38 | 2019年終了イベント
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【お知らせ】

皆様

■ 酷暑のどまんなか、7/6~7/17のあいだ、水道橋『路地と人』にて、吉川陽一郎+東間嶺+藤村克裕『路地ト人/路地二人々』を開催致します。
■ 『路地と人』という、知っている人は知っている、水道橋の裏通りにある不思議なオルタナティヴ・スペース/場所の特性を活かし、そこへ出入りする/してきた、さまざまな『人々』のかかわる作品と記録をお見せする催しであり、2017年12月に行われた吉川+東間の展覧会から発展的に計画されたものです。
■ 会期中、『路地と人』内部には、彫刻のような洗面所のようなナゾの空間が築かれ、その中には、本箱と巨大なろくろを組み合わせたようなオブジェと、日本人なら誰でも、どこぞのお土産屋で見かけたに違いない木彫り熊が口を開けています。来訪者が、吸い寄せられるようにその口へオカネを入れると、コキーン、神秘的な金属音が鐘のように空間へこだまします。
■ その段になると、眼前のクマチャンへさらに数百円を投入すれば、本棚と部屋の隅へ山のように積まれた版画や写真プリントのセットが買えるしくみを、誰かが説明してくれます。
■ 版画プリントセットも手にし、はたとあたりを見回せば、壁にはリッパな額入りの絵(どうやらオブジェの作者が描かれている)や、かつてこの場所にやってきた『人々』の写真が大量に貼られていることに気付くでしょう。こんなところまでやってくる人なら、おそらく、誰かしら知りあいをみつける可能性も高い。
■ 洗面所から出た室内の一角には、曙橋にある日本で三番目に狭い(本当です)古本屋『おふね舎(や)』の出張棚が据えられ、あれやこれやと美術の本がお得極まる値段で売り出されています。
■ さて、会期中"そこ"で目にすることができるものは展覧会なのか、即売会なのか、あるいはもっと他の、別の何かなのか。結論を出そうとすることに意味はありません。でも、ともかくなんだか、"そこ"がいい感じであることは間違いないのです。
■ わずかでも気になった方は、是非、ふらふらと、お気軽にお越しください。


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”路地ト人/路地二人々”
藤村克裕×吉川陽一郎×東間嶺
会期 | 2019年7月6日(土) - 17日(水)
時間 | 12:00 - 20:00
会期中無休・入場無料
※ 初日は19時から『口琴先生』(命名:開発好明)こと、
『らるふ』による口琴ライブがあります。
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-------『路地ト人/路地二人々』開催にあたって---------(フライヤー掲載テキスト)

今から106年ほど前、1913年(大正2年)の10月16日から22日まで、東京神田三崎町2番地にあった画廊『ヴィナス倶楽部』で『生活社主催第1回油絵展覧会』なるものが開催されました。出品作家は、岸田劉生(22歳)、高村光太郎(30歳)、木村荘八(20歳)、岡本帰一(30歳)の同人4人。明治が終わったばかりのこの時代、多くの人々にとって〈芸術〉という言葉は馴染みなく、画廊がなんたるかなど知る由もなし。当然、訪れる人は限られたことでしょう。その3年まえの明治43年には、『ヴィナス倶楽部』の展覧会にも参加した高村(のち高名な彫刻家/詩人となる)が、日本で最初の画廊とされる『琅玕堂 ろうかんどう』を、これも神田の淡路町1丁目1番地に作ったものの、なにがあったか、わずか1年ほどで経営から身を引いています。

さて、100年たったそんな土地のほど近くに、画廊(Gallery)でも、店(Shop)でも、舞台(Stage)でもなく、しかし、ときにそれらすべてであるような、とはいえ、やっぱりないような、どうにもしっくりこない〈場〉として、『路地と人』はあるのです。100年前、できたばかりだった画廊と同じように、多くの人はその〈場〉がなんたるかを知らず、興味もなく、来訪者もちらほらです。

でも私(たち)は感じます。私(たち)の〈芸術〉は、そうした〈場〉に「も」あるのだと。なぜならば、私(たち)の創造も、同じように曖昧で座りの悪い、誰かが名づけなければ輪郭さえ見えてこないような、そんな頼りのないものだから。そして、私(たち)は、これから開かれる私(たち)の催しから、まだ出会わぬ誰かにとって必要な何(もの)かが発見されることを願っています。

会期中、そこにある何(もの)かは、建築であり、彫刻であり、写真であり、ドローイングであり、本屋であり、それらすべてが入り混じったものです。〈場〉は常に開かれています。お気軽にお越しください。(文責:吉川+東間)

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# by rojitohito | 2019-07-06 00:00 | 2019年終了イベント
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書き溜まりの集積。

その旅立ちと方向、コトバの動きをみる場


「コトバイチ」


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○私家版の本の販売
○古本の販売
○コトバの展示と交換

6月7日(金)〜9日(日)
12:00 〜20:00


【出展者】
石倉和香子/上田敦子/川島紀良/しおかわ民
殿塚友美/野上麻衣/みなともとこ/吉田華代


twitter →@kotobaichi

連絡先→kotobaichi2019@gmail.com


各日18:00よりイベントを行います

※予約は不要です、ふらっとお越しください

■7日/オープニングパーティ

楽ちん堂のケータリング 

※投げ銭式、飲み物あります


■8日/朗読会

本の持ち込み歓迎!聞くだけもありです

■9日/鼎談

発起人(石倉・殿塚・吉田)が話します


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私家版の本は、今のところ14冊。うち12冊は詩集で、限定数だけの手製本も多くなっています。

会場では、参加者愛蔵の古本の販売もあります。

当日は、梅雨入り前の気持ちの良いお天気のはず。お立ち寄りください。

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会期中、コトバの交換会をやっています

テーマは「路地・記憶・書く」のどれか。
もしくは、書きたいことを自由に書いた紙切れを持ってきてください。
会場で書くこともできます。


かわりに、別の人が書いた言葉を持って帰れます。
あなたの記した言葉も、知らない誰かが持って帰る。そんな企画です。




# by rojitohito | 2019-06-07 00:00 | 2019年終了イベント
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音楽家・あだち麗三郎がキューバを旅した記録が本になりました。
出版を記念して、弾き語りのライブとお話し会を行います。
弾き語りにはダンサーの北原倫子さんをお招きします。

 身体研究家でもあるあだち麗三郎が触れたキューバという土地と身体。
「最後の楽園」といわれるキューバで、クレイジージャーニー並みの冒険を繰り広げた8日間のカラー写真付きの旅行記です。
当日は、キューバの旅からつくられた楽曲や旅のエピソードなどを聞きながらキューバ旅行記『野良犬たちはみな踊る』を手にとってお楽しみください。



◇◇◇

キューバ旅行記
『野良犬たちはみな踊る』
出版記念パーティー

5月25日(土)
OPEN 17:30START 18:00
あだち麗三郎弾き語り
with 北原倫子(ダンス)
入場無料・投げ銭ライブ
/キューバ旅行のお話会



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できるだけ遠いところへ、距離よりも情報が。


遊園地のような街並み、

指のないおじさん、

朝食のキューバンコーヒー、

老人たちの真夜中のダンス、

ぼくは売春宿に連れて来られてしまった。


海の碧と、空の青と、夜の紺と、

「あの気持ちいい音」。


おどろう。

おどろう。


スーツを着てる人が全くいない。

それだけでこの街はぼくには美しい。


キューバ旅行記『野良犬たちはみな踊る』より抜粋




あだち麗三郎
1983年1月生まれ。シンガソングライターとして、ユニークな世界観、宇宙のノスタルジーでいっぱいのロマンチックな歌を歌い、ソロとして3枚のアルバムをリリース。片想い、cero、鈴木慶一、HeiTanaka、百々和宏、前野健太、寺尾紗穂、坂口恭平、GUIROなどのグループでマルチプレイヤープレーヤーとして活躍。身体研究家として古今東西様々なボディワークや古武道を学び続け、あだち麗三郎の身体ワークショップを開催している。近年は、湧水と温泉巡りにはまっている。今夏には4枚目のアルバムリリースを控えている。












# by rojitohito | 2019-05-25 00:00 | 2019年終了イベント

鶴崎正良「新作展」

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「阿蘇へ」2018



鶴崎正良「新作展」

会期 2019年4月27日(土)〜5月6日(月)
時間 14時〜20時
会期中無休

オープニング 
4月27日17時ころから
鶴崎正良を囲んで、筑後柳川周辺の文化などについてお話をする会を開きます。
食べ物、飲み物、あります。
※入退室自由。投げ銭式。 

鶴崎正良
1950年福岡県柳川市三橋町生まれ。佐賀大学教育学部特設美術科卒業。
生家にアトリエを構え、高校の美術教師をする傍ら、油絵を描き続ける。主な受賞に1981年、西日本美術展優秀賞受賞。1997年、谷尾美術館大賞受賞。現在無所属。「しおかわ民」として詩や小説の制作もおこなう。68歳になり再び創作意欲が湧いている。ここ一年の間で描いた風景画を、今度、路地と人で展示する。


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「静物」1998


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「浮島の土手」1999


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「女」1982


うつしとる、とはどんなことか。
そこにわたくしをのせず、白雲のような、わざとぶっつけた、かすりきず。

なぞりとるとは、なんぞのことか。
やながわにはたしかに、こくこくとながれる、ふるき川がある。

この人の筆致には、はみでた恥ずかしさがあり、タダタダ正直だ。
願わくば、この世界に、この景色のむこうがわに、
ひとりのをんなを、生きた女を観てみたい。

瑞々しくも、はかなげに、そんなあわいを感じたのです。


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  「父と子」     しおかわ民

私は幼少のころから美大にはいり画家になるのを夢みていたが
父のしつこい命令と強制におされて工業高校へ入学してしまった
一日学校へ登下校を三時間して家に帰ると私は進学先を間違えたなと感じた
少しは父を恨んだがせんないことで おのずと私の心は荒み一学期が終わるころ
担任から「お前は絶対落第する」と言われぞっとした
そのころ私は不良生徒へと変っていた
ある晩些細なことで次兄と喧嘩となり私が先にこづいたが 度胸のすわった兄から殴られて
明くる日私の白まなこに赤い糸みたいなものが走った 血だ
それから何か反省すべきものに気づき 
私は晩秋のころから大学合格を目標にすえて独学による猛勉強を始めた
その勉強ぶりはすさまじく不眠もいとわず登校する日が多くなった
高三にもなると疲れを感じだしたが 
気に病んでいたのか父が朝食のとき新聞を見ながら
「勉強し過ぎて死んだ者はいないからな」とポツリと呟いた
中学しか出ていない私を殴った兄は隣家の電話で
「予備校も国立大学も俺が出してやる」との生々しい肉声を残して
十日後に春日井市の信号も遮断機もない踏切で車と荷物列車と激突してあっけなく死に果てた
私の慟哭は夜な夜な続き涙に暮れ果てて絶望し勉強など放擲してしまった
学校などどうでもよくなり昼間から雨戸を閉めて部屋をまっ暗にして
私は純文学に救いを求めては読書に耽ったがついに視線恐怖症に患った 
母の目さえ怖くて見れない
級友もすべてなくし私の完璧な孤独の日々は一年半くらい綿々と続いたが
じっと耐えるしかてだてはなかった
私は卒業の年の大学入試も受けずに自宅で浪人したが
己の情緒不安と神経の病は過敏にふるえ
勉学どころではなくやる気もうせて次の年も受験に失敗したが
S予備校へ私は入り その予備校で一人の女学生との出会いが私の人生を変えた
すっかり忘れていた画家への夢がよみがえると やっとひとつの希望を見いだし歓喜した
私は二浪目に美大に入るため研究所へ行きたいと夜に居間で両親に頼むと父は
「何をぬかすのか、働け」と嘲るように放言した
ムカッとした私は立ちあがりざま白い湯気のたっている赤い石油ストーブを足でけとばした
ストーブはどシンと倒れて大きく響くと父は憤怒の形相で立ちあがり
「何をするのか」と再び罵声を浴びせた
私はとっさに「クソー」と言い乍ら暗い隣の八畳間で父に体当たりをして格闘となりしばらく推しあった
祖父と弟が止めても無理だった
私は足をかけ仏壇の前で父を投げ飛ばしたが二人とも倒れて
上に乗って見た哀れな父の悲しげな暗い顔と吐く息は生臭かった



# by rojitohito | 2019-04-27 21:57 | 2019年終了イベント
第4回 ヴォネガット読書会を開きます

2019年4月14日 日曜日
15時〜18時くらいまで
参加費 カンパ制

課題図書は『青ひげ』です。

参加者は簡単な自己紹介と、

本の感想を述べてください。

今回から0円以上のカンパを募ります。

入退出自由です。

好きに過ごしてください。


主催
ヴォネガット読書会 @VonnegutReading

# by rojitohito | 2019-03-18 23:23 | 2019年終了イベント

謹賀新年

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あけましておめでとうございます。

路地と人は、2019年1月をもって、現・小暮ビルでの活動が五年目に入りました。
運営にもあたらしくメンバーが加わり、またあたらしい年を迎えることができました。

みなさまにとって、よき一年になりますよう。
今年もよろしくお願いいたします。

2019年1月
路地と人
浅井慎一、クゼナミコ、柴田聡子、鶴崎いづみ、原田淳子、biki

写真 : 浅井慎一

# by rojitohito | 2019-01-01 10:56 | 雑記・おしらせ

JR水道橋駅のうら路地にある古い建物の2階で展示や催しを行う「路地と人」のサイトです


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