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日時 2017年6月26日(月)
16:00〜画譜の茶話 
19:00〜懐烟画譜
会場 路地と人
参加費 各回1000円(資料込)
*ノート作成の場合は材料費別途500円がかかります。参加者は筆・墨・硯をお持ちください。


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画論を読む茶話会に並行して、画譜に習う筆墨の集まりを始めて約一年が経ちます。

鉛筆と洋紙のノートの普及以前、日本では中国の漢字文化圏の下育まれた筆墨による筆記が専ら行われておりました。
当然絵画においても同じ道具が用いられたわけですが、さて、その時代の絵画学習はどのように行われていたのでしょうか。

例えば、絵師の徒弟となった場合には、師匠の描いたお手本を模写することで、筆の使い方、モチーフの捕らえ方などの基礎を築き、その上で古きを守るに務めたり、さらに自らの特色を工夫し盛り込むなどしながら一人の画風を育む、といった学習過程であったようです。

また、さまざまな絵を見るために寺社や個人宅を訪ね、手控えに簡略にその構成を写し取ったり、場合によってはその絵を借り受けてこれを実寸大で模写をする。それは、今日のように印刷物や画像データで多様な絵画を手軽に見られる状況にはなかった時代に、彩色法や筆法などの技法、画面構成、各種画題と、さまざまな情報を獲得するための必要手段でもあったことが想像されます。

江戸時代、町人階層が豊かになるにつれ、出版も次第に盛んになってゆきます。
それまでは師弟関係の中で得られるものであった上記の絵画に関する情報もまた、版に起こされるようになります。これに先行して、中国大陸では明末清初にかけて出版が盛んとなり、挿絵から展開して図像を集めた書籍、そして絵画に関する書籍の出版が行われました。これらは儒者らの手を介す等して日本へも紹介され、写本の作成はもとより、それら国内版の作成や、絵師による各種翻案版の作成にいたるなど、以後絵画へ出版物へと影響をもたらしました。

この会では、こうした画譜を介して実際に写本を作成しながら、筆墨での絵画学習を追体験し、また、今日どこか断絶した感のあるその造詣意識にとゆるやかに触れ得る機会にしていければと考えております。この作業が、体験者それぞれの造詣意識や文化史上の問題意識にと結びついて、何がしか今日なりの可能性を再発見するための端緒となれば、と願ってもいます。

会ではまず自分の使うノートを半紙でつくるところから始めます。
またその後写本を作成するテキストは『芥子園画伝』から始めます。江戸時代中期以降の日本の漢画に新たなシーンを築き、その学習の支えとなったといっても過言ではない、理論書と図録を兼ねたテクストと云えましょう。

併せて、これまで懐烟茶話として行ってきた中国絵画に関する文献の読書会は、印刻実習、書道用品店や展示の見学など複合的にこうした文化に触れるゆるやかな機会として活用・展開して行ければと考えております。もちろん筆写も併せて行える時間となる予定です。こちらは懐烟画譜の茶話として、画譜会の前の夕方の時間を共に活用しましょう。

月一回、それぞれのペースで、筆墨に親しむ機会にとしていければと考えておりますので、小学校・中学校以来という方も、書道道具をお持ちいただき、お気軽にご参加いただければと思っております。なお、ご参加の方は筆墨に親しむため、各自硯と墨と筆をお持ち下されたく存じます。
(中西レモン)



懐烟画譜によせて
 少し前まで、街中で歩いていても書き慣れた毛筆の注意書きなどを見かけることがあったが最近ではめっきり見ることがなくなった。恐らくは二十年ほどのことかと思うが、これに気づいたのは大阪千日前の書店で行草の商品紹介を掲示をしているのを見たときである。
主人の趣味もあるのだろうけれども、確かにこの様な掲示は見たことがあったから、かかる書店の掲示は習慣を変えないままきてしまったのだろうと思われた。
行体は読めるにせよ、現在草体はどれくらいの人が読める、いや文字として目にとめるだろうかと同時に感じたのを覚えている。だいたい手書きの掲示物すら一部の寺院で見るくらいしかもう見かけなくなった世間ではある。その中で手書きを模した書体もあり、手書きそのものも数ある趣味の一部と漠然と分類されるという感もある。

文化とは不断に更新されるがその足音は静かなようである。私はさまざまの変化に無頓着であるが、あるときある拍子に、私たちが過去に親しんだ、ある習慣が思い出されることがある。その時間的な飛躍は優に一世代を超えて、我々がしたこともない髷を頭に乗せていた頃が立ち現われることもあるのである。

たとえば何かしらかの色のある粉をつなぎを入れて練った物をまた溶いて、それを毛を束ね、それに持ち手として棒をつけたものを使い筆記する事は、絵を描いた経験ある者にとってみれば日常茶飯である。
この行為の単純は今回対象としている墨を使った画が描かれたところと全く変わりがないのである。
ひとたび各々比較すれば、自ずと似ているところを見、また如何してか似ていないところも認めることになるだろう。

たまさか我々の遊ぶ文化の持つ起伏の上を、親しみと新鮮さを以って散策してみることとしよう。
(高村健志)

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高村健志
昭和59年10月23日神戸市生まれ、通算引っ越し回数7回を経て画家、現在に至る。

中西レモン 
ぶらぶらしてる人。あれこれ首をつっこんできまして、このごろは庶民の唄と踊りと物語、あと絵画にも関心が回帰してきているようです。
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by rojitohito | 2017-06-26 00:00 | これからの予定 | Comments(0)

願い事をかく

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もうすぐ七夕がやって来ます。
七夕と正月に願い事をすると叶いやすいと、
整体の世界では言われていると聞きました。
だから、今年はその方法を、
ちょっと試してみようと思います。
願いを胸に、
どうぞふらりとお立ち寄りください。






あなたの願い事を書き尽くしてください。
ひとつも書き漏らさないように。
自分の中から出て来る願い、
ひとつひとつすべてを肯定してください。
出来るだけ声に出して読んでください。
出し尽くしたら、
織姫と彦星に後は任せて
すっかり忘れてください。




願い事をかく

2017年7月2日(日)
14時から20時


・入場無料
・途中入退室自由
・書く物、飲み物、食べ物、持ち寄り歓迎




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by rojitohito | 2017-06-15 19:17 | これからの予定 | Comments(0)
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2017年7月8日〜18日
10:00〜18:00
路地と人

Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/1899136583700054/?ti=icl


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【チグエンナーレとは】
第一回26歳ヨシマツチグサ一人芸術(工作)祭チグエンナーレとは全てヨシマツチグサ本人が手がける26歳ヨシマツチグサ芸術、ではなく工作祭である。
3年に1度、とは言わず今後毎年しつこく行われるか、はたまた今後2度と行われないかもしれないと言うなんとも気まぐれなチグエンナーレ。
芸術とはかけ離れた工作を手がけ、家族には貧乏アートと呼ばれ友人からはクソ工作と呼ばれるヨシマツチグサの作品達。
この工作祭はあくまでもヨシマツチグサ本人の自己満足のための祭典なのである。
会場は東京都水道橋駅にある【路地と人】埼玉県川口市蕨駅にある【しばしば舎】の2エリアで開催する。



[ヨシマツチグサ]
1991年埼玉県生まれ
現代アートおたくの両親に育てられ小さい頃からもの作りに手を出す。
幼い頃から動く、音を出す、水が出るなど動きにあるものが好きで
おもちゃを分解して独自のおもちゃを作り出したり
ボールペンで丸をひたすら描いて空想デッサンをしたり
輪ゴム、トイレットペーパー、グミ、などを鍵編みして帽子を作ってみたり
素材、手法にこだわらず独自の工作の追求を進める工作人間。
現在は2年前に埼玉から別府に拠点を移し活動する。



◯“幻の回しそうめん”




◯中学生の頃に敬老の日にあげた“孫の指”
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◯母の誕生日にあげた“パンダちゃん”(回転しバースデーソングが流れる)
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◯“ケーキシリーズ”
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◯“セルフポートレートシリーズ”
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チグエンナーレTwitter
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by rojitohito | 2017-06-14 20:16 | これからの予定 | Comments(0)
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前回の『第3回漂流教室 山の手の<むらぎも>を巡る』では、中野重治著『むらぎも』を参照しつつ、文京区を歩きました。今回は中野区を歩きます。新宿区と豊島区に隔てられたこの2つのエリアは、地形学的には通称М面(武蔵野面)と呼ばれる区分に属しており、共に武蔵野台地の東部(東縁部)に位置しています。神田川を他区との境界としているところも似ています。むろん違いもあります。特に中野区は武蔵野台地を流れるいくつかの河川(神田川・桃園川・善福寺川・妙正寺川・江古田川)が合流する場所にあり、多くの台地と谷が複雑に入り組んでいます。歴史的にみても中野区はいくつかのエリアに区分されるようです。もともと野方村と中野村が合併された地域で、おおまかにいうと、JR中央線を境に北と南では異なる文化を育んでいたようです。今回の漂流教室では、このM面が形成した入り組んだ谷の崖線を辿るように歩いて、中野区エリアの地理・環境を実感してみたいと考えています。

そこで、今回参照する文学作品ですが、村上春樹の『海辺のカフカ』にしました。周知のように彼の代表作のひとつですが、この物語の舞台として選ばれているのが中野区野方(と香川県高松市)です。参加希望の方は、なるべく『海辺のカフカ』を読んできてください。さらに時間のある方は、併せてフランツ・カフカの『流刑地にて』も読んでくるといいでしょう(なにしろ主人公がカフカを名乗っているくらいです)。とりわけカフカ作品のうち“不思議な処刑機械の出てくる話”『流刑地にて』。主人公の田村カフカは第7章p119(新潮文庫版)で、『流刑地にて』について次のように云います。「その複雑で目的のしれない処刑機械は、現実の僕のまわりに実際に存在したのだ」と。

さながら台地と低地を分け走る崖のように、フィクションと現実には裂け目があるようです。それはまるで、何百年もの間いかなる外敵も寄せつけることなく聳え立ってきた擁壁のように感じられることもある。しかし、フィクションと現実の「落差(高低差)」をつなぎとめる入り口はどこかに隠されている。必ず存在しているはずです(『海辺のカフカ』はそういう意味で面白い題材といえます)。

いかなる目的のためにフィクションは、どのくらい現実を抽象化・還元するのでしょうか。作家は環境から何を汲み取り作品にするのでしょう。しかしまた一方で、そのような抽象化や還元などからこぼれ落ちていくものたちの行方も気になります。人の関心を一切惹きつけない出来事のことです。こうしたものへの関心が矛盾を孕むことはむろん承知しています。とはいえ、傍から見れば、単なる歩行という造作ない原初的な身体行為であるにも関わらず、そうした疑問・関心が私たちの散策プロセスを複雑にし、環境への観察能力をさらに深め、知覚世界を拡げることも確かなことでしょう。

いみじくも中野区認定観光資源のロゴマークが示しているように、今回は、中野区という「迷宮」のなかへと足を踏み入れていければと考えています。いやむしろ、私たちの歩みそのものが、ありふれた町を迷宮に仕立て上げていく。今回の散策がそのきっかけになれば幸いです。


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中野区の大地が震えているようにも、複雑な迷路に見立てたようにも見える。『海辺のカフカ』を「崖線上のカフカ」へと読み替えようとする私たちを、すでにあらかじめ誘っていたのだとすらいいたくなる中野区認定観光資源のロゴマーク。

※ 参考サイト:まるっとNAKANO http://www.visit.city-tokyo-nakano.jp/



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散策研究会|第4回漂流教室 崖線上のカフカ──中野区を歩く

2017年6月9日(金)
13時30分 JR中野駅北口改札口 集合(※集合場所が変更になりました)

時 間:13時30分~18時頃(途中参加・離脱あり)
コース:中野区野方地区を歩くという以外未定ですが野方台地とその周辺の谷地付近を中心に歩き、最後に野方の商店街を目指す予定。
持ち物:特になし(散策記録を残したい人はカメラなど持参するとよいでしょう)
定 員:5名 要予約(前日までに、rojitohito@gmail.comまでお申し込みください)
参加料:500円

※ 基本的に雨天決行(大雨の場合等中止)
※ 多分途中休憩なしでぶっ通しで歩くので、充分な睡眠と食事をしっかり摂ってきてください。
※ 散策終了後、野方商店街のどこか呑み屋で懇親会の予定。

※ 今回の散策にあたり、資料映像作品をふたつ制作しました。参考にしてください。(映像を鑑賞する方は画面右下の歯車マークの「設定」モードを1080pHDを変更のうえ、「全画面」モードに切り替えて觀て下さい)
  江古田 Egota https://www.youtube.com/watch?v=G_osKLdNkuY
  野方 Nogata https://www.youtube.com/watch?v=64mQM-MzWgw


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散策研究会とは、2013年に発足した、北川裕二主宰の都市散策のプロジェクト。研究会の前身は四谷アート・ステュディウムの環境文化・耕作ゼミ。

北川裕二
1963年東京生まれ。
主な活動に、散策研究会 武蔵野断想──地殻を近くで知覚する http://yujicadavre.blogspot.jp/
そのほか、「review the landscapes」(milkyeast, 2015)https://www.youtube.com/watch?v=hg2adng9yDY、複数アーティストの参加による連歌形式のブログ「金魚/黄桃」(2010-2011)、「Dus t p ass es through the window」(Gallery Objective Correlative, 2006)など。



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by rojitohito | 2017-06-09 00:00 | 2017年終了イベント | Comments(0)

JR水道橋駅のうら路地にある古い建物の2階で展示や催しを行う「路地と人」のサイトです


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