<   2016年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

朗読室

こちらの催しは終了しました。ありがとうございました。




〜[a:]からはじめる〜  1



生まれて間もない
子供の発育から気づくのは
何かを伝えようとするエネルギーの確かさ
目線や身振り・手振り…
そして発話によって
本能的に
生きる為の方向に働く

それらのコトバを聴くと
私は素直に答えたくなる

そのやり取りは
相互的な運動のようで
次第に
誰でもない
一つの場となって
いつでもない
その時を作る気がした

自分の生きることと繋がる
動きを持った
いろいろなコトバたち

それは
「ワタシ」自身へも含め
誰かへ何かが
伝わる可能性を持っている

朗読は
ことばのコトバ、
誰かの「伝えたい」が詰まっている
その何かを
目で読むだけではなく
発話という運動によって
身体全部で味わう
経験だと思う

自ら発話する身体
それを聴こうとする身体
そこから生まれる
相互的な運動について
この身体から考える


**


現在制作中の
暮らしと芸術表現のあわいを紐解き
形のないコトバ、表現としてのことばを表す試みの冊子[a:]
と連動する形で、
新しく朗読室をはじめます。

第一回は
1月11日より路地と人にて行われる
『  鶴崎正良 個展「絵/詩/小説」 』展にあわせ
今展覧会の出品作家である、
詩人の
しおかわ民(鶴崎正良)さんをゲストにお迎えします。



既にある誰かのつくったことば
いま生まれている自分のことば
声にしたいことばを持っておこしください。
聴きたいだけの方も歓迎致します。

お待ちしております。

________


開室日 : 1月11日日 ( 月曜日 )

時間:18時〜20時
※途中入退出自由

参加料:500円(口直し付き)

場所 : 路地と人


ことばのこえの企画 / クゼナミコ

( 企画協力・観察と編集、[a:]編集長 / 佐々木智子)

[PR]
by rojitohito | 2016-01-11 18:00 | 2016年終了イベント | Comments(0)

こちらの催しは終了しました。ありがとうございました。


家の前を川が流れている。
福岡県柳川市三橋町を流れるこの川は沖端川といい、
村人には、「しおかわ」という名で呼ばれて来た。

この地で生まれ育った私の父、正良は、
高校の美術教師をする傍ら、
黙々と一人で絵を描き続けて来た。
その絵には、川の傍に続く土手、静物、
人形などがモチーフとして登場する。

10年程前、父は思い立ったように沢山の詩を書き、
自ら本に纏め上げた。
ペンネームは「しおかわ民」。
しおかわと、正良の父、民夫からとられている。

鶴崎正良初の東京での個展となる今展覧会は、
絵の展示に加え、合わせて制作された、しおかわ民詩集『回想譚』、
小説『幼年時代』から構成される。

近過ぎてよくぶつかり、
今まであまり見ようともして来なかった
父を見る、という行為からは、
しおかわの傍らで今日も表現を続ける
一人の人間の営みがあらわれて来る。

(観察と編集/鶴崎いづみ)


a0156417_20063127.jpg
「曲がる土手」2014 油彩/カンヴァス 1,939×1,303mm


//////////
鶴崎正良 個展「絵/詩/小説」

会期:2016年1月11日〜1月30日
時間:月木金/18時〜21時
   土日祝/13時〜20時 
   (火水休み)

/
鶴崎正良
1950年福岡県柳川市三橋町生まれ。佐賀大学教育学部特設美術科卒業。
生家にアトリエを構え、高校の美術教師をする傍ら、油絵を描き続ける。
主な受賞に、1981年、西日本美術展優秀賞受賞。1997年、谷尾美術館大賞受賞。
グループ展・個展、数回。現在無所属。
最近では、しおかわ民として詩や小説の制作もおこなう。

/
会期中イベントあり 

1月11日
〈オープニングイベント「朗読室 〜[a:]からはじめる〜 1」〉 
企画:ことばのこえの企画
ゲスト:しおかわ民
18時〜20時/参加料:500円(口直し付き、途中入退出自由
既にある誰かのつくったことば
いま生まれている自分のことば
声にしたいことばを持っておこしください。
聴きたいだけの方も歓迎致します。
詳細は、リンク参照。

1月24日
〈冊子『ある』座談会 絵からみる体癖〉
話し手:川﨑智子(と整体) 
13時〜15時/参加料 :1000円
「体癖」とは、野口整体の創始者、野口晴哉により纏められた、身体の重心の偏り・腰椎のゆがみなどからくる人間の感受性の癖を表す概念で、12種類に分類される。今回は、描かれた絵から、描いた人の体癖を観察していきます。自分で描いた絵、気になる絵など持参可能です。
ある』(「観察と編集」発行)は、あることに耳を澄まし、認知していくことを目的とした対話冊子です。ここで話し合われたことは、この後冊子として形になり、発行されます。

川﨑智子
1970年5月5日宮崎県生。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、元気で丈夫に、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として、「と整体を主宰。



//////////
 薔薇を捧ぐ

「私試験のある日はパンツはいてないのよ」
おきゃんな瑞瑞しい美貌な女の虹の架け橋は
巨大なアーチの光芒を放ち
大空から紫色のトランクスをはいたボクサーが
パッヘルベルのカノンのリズムに乗って
七色の落下傘でゆっくりとおりてくる
あの男チャンプかしら
バラの花束を胸に抱いてあなたにあげる
蓮華の中の白骨 飛行機雲のはかなさ
化粧をおとして沐浴すれば
マリア マーガレットの清らかな響
ジャスミンの香りが目にしみてそして
ほらそこに
蛇使いの鼾が

(しおかわ民 詩集『回想譚』より)


a0156417_20232236.jpg
「doll」1984 油彩/カンヴァス 334×242mm

a0156417_20395017.jpg
「青い机の静物」1995 油彩/カンヴァス 1,621×1,303mm


/
企画:観察と編集
観察と編集とは、鶴崎いづみによる観察と編集を基礎とする試み。主に出版などをおこなう。



[PR]
by rojitohito | 2016-01-11 00:00 | 2016年終了イベント | Comments(0)

JR水道橋駅のうら路地にある古い建物の2階で展示や催しを行う「路地と人」のサイトです


by rojitohito