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『荒野へ』
自身の制作はいま、一人荒野に立っているという感じがしている。
それは孤独ではなく、制作者の本来の立ち位置だと思う。
荒野に立っては能動的に自分から動き出すしかない。
そう思うと荒野とは希望のある場所で、未来である。まさしく「青年は荒野を目指す」のだ。
そして未来とは、この先の時間の流れの中にだけあるものではない。
僕の父は若いころ生業として酪農を始め、今、年を取り、仕事を終えようとしている。
この仕事を始める前の父親が描いたであろういくつかの夢は、いま僕が抱く希望と同等のものではないのか。
未来は皆に対等であると思う。
遡って父の未来をも含めて、いま自分自身が立つこの場所で未来を見つけたい。
作品は生活の中での飛躍ではあるけれど、地続きのものでもある。
この希望ある荒野で、地続きの未来を示すことが出来ればいい。

今回の展示では「路地と人」を荒野に見立て、体験的に鑑賞できる木彫を出品する。
人は彫刻と共にcowboyとなり、荒野を目指す。

石上和弘


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路地と人では12月4日より石上和弘による新作展を開催いたします。

酪農家のもとに生まれ現在も故郷である静岡を拠点に活動する石上は、自身にとって最も身近なモチーフのひとつである乳牛を創り続けてきました。
今回は「荒野」をテーマに、かつて牛舎としてその役割を担っていた柱や柵を作品の一部に使い、視覚・触覚・嗅覚で体験できる彫刻を展示します。
また、期間中はゲストを招いてのトークやライブも予定しております。
ここでのテーマも「荒野」。
さて、作者の言う「荒野」は、そして「地続きの未来」は神保町へ繋がるのでしょうか?

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[会 期]2010年12月4日(土)~12月18日(土)
[時 間]13時~19時
[休 日]毎週水曜日木曜日
[問合せ及イベント申込]路地と人 rojitohito(at)gmail.com (at)を@に変えて送信してください
※ 初日(4日)17時よりオープニングパーティー。ぜひご来場下さい。

また、下記の日程でゲストをお招きしトークとライブを行います。
両日ともに石上家のCookieちゃん(ジャージー種・4才)の牛乳から作るヨーグルトとチャイ付き。とってもお得なイベントです。こちらもぜひ!
(会場の都合上、予約優先とさせていただきます。予めご了承下さい)

■■12/5(日)17時スタート 『チャイでトーク、静岡は荒野か?』■■←終了しました
 ゲスト:大岡淳(静岡県舞台芸術センターSPAC文芸部スタッフ,月見の里学遊館芸術監督)
 参加費:1000円(Cookieの朝採り牛乳で作るチャイ+ヨーグルト付)

■■12/11(土)18時スタート 『荒野も師走久保田晃弘と川端龍太によるライブ■■←終了しました
 出 演:久保田晃弘(サウンドパフォーマー/ギターメイカー)
     川端龍太(サウンドオーガナイザー/ギターユーザー)
 その他:ハードコア・パン部
 参加費:1000円(Cookieの朝採り牛乳で作るチャイ+ヨーグルト付)

・・・・

そして最終日(18日、17時〜)はクロージングパーティー。ロジヒト名物の半酒場スタイルをとりつつ、作品や酪農についての話しを聞きながら展覧会を閉めたいと思います。

2010年最後の展覧会です。皆様のお越しをお待ちしております。
  
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石上和弘 (いしがみ かずひろ)
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1966年 静岡市生まれ
1991年 武蔵野美術大学彫刻学科卒業
1996~2003年  同大学非常勤講師
1999年 静岡県立美術館非常勤嘱託員 実技室の企画、運営を担当(単年度)

◇個展 (主なもの)
1996年「泉の器」ギャラリー那由他(横浜)
    「Habit/Habitat」CACギャラリー(東京)
1997年「道のりと目的」松明堂ギャラリー(東京)
1998年「羊水浴」ガレリヴォワイヤン(静岡)
         ガレリアグラフィカBis(東京)
2000年「生まれ出ずる場所」プラスマイナスギャラリー(東京)
2003年「風景に流してしまうもの」ミクスドメディア(静岡)
2004年「私を連れていって」ギャラリーユイット(東京)     
    「アダムの着衣」元麻布ギャラリー(東京)   
2005年「庭の高さ」プッシュピンギャラリー(静岡)
2007年「脱衣室」シャギードッグギャラリー(東京)
    「粒子の向こう側」帝塚山画廊(大阪)
2008年「納屋」ギャラリーユイット
          「BUS STOP」マキイマサルファインアーツ(東京)
◇グループ展 (主なもの)
1997年 神奈川アートアニュアル'97「明日への作家たち」
            神奈川県民ホールギャラリー(神奈川)
2003年 NCAF名古屋コンテンポラリーアートフェスティバル
2005年「GAW展5」新宿ゴールデン街(東京)
2007年「静岡アートドキュメント」青葉シンボルロード(静岡) 
    「メキシコ.日本交流彫刻展」(ユカタン州メリダ) 
    「2007第五届中国画廊上海展覧会」(上海)
2008年「日本の微熱」高島屋美術画廊(東京)
2009年 神戸ビエンナーレ(兵庫)
    「The Library/この場所で」静岡アートギャラリー(静岡)
その他
2008年「ハムレットマシーン」舞台美術 舞台芸術公園(静岡)

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大岡淳 (おおおか じゅん)
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1970年兵庫県西宮市生まれ。演出家・劇作家・批評家・パフォーマー。
現在、(財)静岡県舞台芸術センター(SPAC)文芸部スタッフ、静岡県袋井市・月見の里学遊館芸術監督、静岡文化芸術大学デザイン学部非常勤講師、河合塾COSMO東京校非常勤講師。地方から発信する新時代のエンタテインメントを探求中。
主な演出作品に、ハイナー・ミュラー『大人と子供によるハムレットマシーン』(2008)、モリエール『ゴリ押し結婚』(2009)等。今秋SPACで、フランスの鬼才パスカル・ランベールと『世界は踊る ~ちいさな経済のものがたり~』を共同演出し話題を呼んだ。2011年3月20・21日、ゴスペルオペラ『トゥリーモニシャ』(作曲=スコット・ジョプリン、音楽監督=港大尋)を、月見の里学遊館にて日本初演する。
大岡淳の道化的人生! http://d.hatena.ne.jp/ooka/

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久保田晃弘 (くぼた あきひろ)
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ハイブリッドな自作楽器の制作と演奏を通じて、デジタル、ノイズ、アルゴリズム、即興、計算、生成などに関する考察を続ける。
近年、細胞や生体を素材としたバイオメディア・アートとオープンなデジタル工房のネットワークであるファブラボに関するプロジェクトを開始。
多摩美術大学 情報芸術コース教授。http://homepage2.nifty.com/~bota/
参加ユニット:Akihiro Kubota LapTop Jazz Quartet・Cellular Automaton Band・Tone
Blues・サウンドピクニック etc

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川端龍太 (かわばた りゅうた)
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ソロまたはユニットにて以下を指標としてTPOを選ばぬ活動を行っている;
ポピュラーな現象、相対的な速度と宙づり感、どきどき感。近年はギターを前にして、一つのアクションから生ずる諸感覚、音による音のコントロール、軽さが持つレンジ、等のテーマでガッツポーズ中。
http://www.youtube.com/watch?v=kRgYj22H9GQ
ryuta kawabata MySpace
http://www.myspace.com/ryutakwbt
ページ内にAVアーカイブ [released data]あり。
参加ユニット; zAwaAvAtA、Tone Blues、サウンドピクニック etc
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by rojitohito | 2010-11-29 00:00 | 2010年終了イベント | Comments(0)
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[会期]2010年11月15日(月)~11月28日(日)
[時間]13時~19時
[休日]毎週水曜日
[会場]路地と人
     東京都千代田区神田神保町1-14英光ビル2階
     090-9953-8770(言水)
[交通]地下鉄「神保町」駅A5出口より徒歩2分

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「ドッジボール──スローモーション若しくは中座」


寄せ。返し、寄せ。返し、
波の間を球が行き交う。
やがて、
その波も散り散りになり、
球はだんだんに大きさを増していく。
そして、
 遊びの終わり。

 ドッジボールはそのルールからして、爽快なまでに単純明快な球技である。
このゲームでは、1身をかわす(≒dodge)技術、2ボールをキャッチする技術、3狙いどおりにボールを投げる技術(そもそもの狙いが的外れでは論外)、この3つの技術をいかに発揮するかが生き残りにかかってくる。小学生など低年齢では、体力の勝る者がこの3つとも兼ね備えている場合も多いが、いずれにしろ3の技術が無いことには勝ち様がない。
 ドッジボールも数十年ご無沙汰していて、遠い過去の話になってしまうが、わたしは足が遅かったにもかかわらず、1の技術だけは備えた子供だった。ただの怖がりだったのかもしれない。そういう子供では、たとえ運良く内野の最後のひとりになっても返す球がない。わたしがひとり内野に残った時点でこちらのチームの負けはほぼ確定なのである。わたしはこの「返す球がない」事態を数十年経っても忘れられないでいる。それはずっとネガティブな事柄の象徴として記憶に残ってきたのだが、長い間それを心にかけ続けているうちに徐々に捉え方が変わってきている。今は、「返す球がない事態」を、否定的に捉えるのでもなく、また一転して肯定するのでもなく、プラスマイナスの指標から離してもっと拡大して見つめてみたい気がしている。ドッジボールは、単純かつ複雑なゲーム。

遊びは続いていた。
波の水滴に戻る。

Aug.2010 利根川友理

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○ドッジボールの発祥(日本ドッジボール協会公式サイトより引用)
発祥は英国という説もありますが、現在親しまれているドッジボールの原型は1900?40年頃であるとされています。この頃のドッジボールは「デッドボール」と呼ばれ、円形のコートに攻撃組と防御組の2組に別れた複数名によるゲームで、攻撃組の者はボールを防御組の者に当てて、これをデッドとしました。この際、防御組にはキャッチが認められておらず、飛んでくるボールから身をかわすだけでした。

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利根川友理 略歴

1964 埼玉県に生まれる
1987 東京理科大学卒業
1994 創形美術学校版画科卒業
1995 創形美術学校研究科版画課程修了

〈個展〉
1995 なびす画廊(銀座)
1996 なびす画廊(銀座)
   ガレリアラセン(国立)
1997 かねこ・あーとギャラリー(京橋)
1998 ギャラリー人(吉祥寺)
   ギャラリーアートワークス(三島)
1999 ギャラリーなつか(銀座)
2001 ART SPACE Life=passage(名刺ケースギャラリー)
   ギャラリー山口(京橋)
2002 OギャラリーUP・S(銀座) 「 降り積む秒、足裏を引く力 」
2003 ギャラリー現(銀座)「 Crossing─痺れた左手で右手を握る 」
2004 Space=Passage(銀座)「 不在の私・私の不在 」
2005 Gallery Bar kajima(銀座) 「 lines 」
2006 言水制作室,書肆アクセス,かげろう文庫(神保町・神田)
   「めくられるべくある頁」

〈主なグループ展〉
1994 日本版画協会展(東京都美術館/同95年)
1996 コレクターへのすすめ展(Oギャラリー/銀座 同97年、2001年)
   ウッジミニプリントビエンナーレ(ポーランド)
1997 昭和シェル石油現代美術賞展(東京国際フォーラム)
   現代日本美術展(東京都美術館、京都市美術館)
   マジョダネック国際アートトリエンナーレ(ポーランド)
   第2回アート公募(モリスギャラリー、SOKOギャラリー/東京 ギャラリー企画賞受賞)
2001 線/繊/線(Oギャラリー/銀座)
2003 アートジャム(ギャラリー山口/京橋)
2004 樋口朋之&利根川友理展(ガレリア・プント/池袋)
2007「線・記号・文字─〈本〉をめぐる試み」(埼玉県立近代美術館)

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by rojitohito | 2010-11-28 20:45 | 2010年終了イベント | Comments(0)


撮影:柳場 大 / 編集:利根川友理
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by rojitohito | 2010-11-28 09:11 | 2010年終了イベント | Comments(0)
初日、嵐の中始まったハンドパワー展も、本日終了しました。
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毎日いろんな方がいらして、いろんな話をしたり、ものを作ったり。
会場にも少しずつ手が加えられ、毎日変化していきました。
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get Crafty!!!

どんな素材で、どんなものを作るか、、
自分の作ったジンを入れる為のかばん、スカートの補修、携帯ストラップ、
帽子の飾り、コースター、etc、、、
クラフトを介して、その方の生活スタイルや暮らし方がみえてくるもので、
この展示ではそんな日常的な視点から、来た方と交流できたように思います。

お越し下さったみなさま、出品者のみなさま、どうもありがとうございました。

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参加作家のOre のヨンリさんからいただいたクッション。
もちろん手作り。
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by rojitohito | 2010-11-08 02:51 | 2010年終了イベント | Comments(0)
4日の夜は、ゆるゆる縫い人の集い、NU☆MANを開催しました。
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19時からぽつぽつと人が集まり始めて、気がついたら縫う人の輪。
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みなさん、余り布で袋を作ったり、糸で破れた服の補修をしたり。
おしゃべりしながら、チクチクしました。
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小さなポシェット?バッグ?が完成。
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今回D.I.Y.ライブラリーに協力していただいた
Irregular Rhythm Asylumのなりたさん(最右)、
IRAでは毎週NU☆MANIRAが開かれています。

伊藤ちささんとyoyoさん。
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おふたりのユニット「yomam」のバナー(旗)を縫ってます。
↓パーカーの袖の切れた部分を補修したり、
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↓皮に絵を描いてキーホルダーみたくしたり、
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みなさんそれぞれのNU(縫う)がありました。

クマのポンチョがお似合いの野中さんは、
すてきな小花もようの生地でヘアバンドを縫ってました。
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初めて会った方でも縫いもので手を動かしながらだと話も弾んで、
最後は縫うのも忘れるくらい笑い転げたり。
縫うってたのしいものですね。
そしてこの日は「カレーほうとう」を食べて終了。

明日6日は19時くらいから、ポストパンク・クイズ大会です。
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by rojitohito | 2010-11-06 02:18 | 2010年終了イベント | Comments(0)
30日から始まったハンドパワー展、
いろんな方が来てくださって、日々進行してます。
日曜日にはTeam Kathyのみなさんがやってきて、
すてきなnew zineを置いて帰ってくれました。
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『ZINEーー水瓶座のためのジン案内』
これまでのキャシー・ジンの読者にはもちろん、
これからジンを作りたいと思っている方にもぴったりな一冊です。

そして休日の今日は
多摩美術大学に通う学生さんたちが数名、あそびにきてくれました。
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紙部(かみぶ)によるフリー・ペーパー「KAMIBU」。
壁に貼ってますので、ご自由に持ち帰ってくださいね。
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みなさん、クラフト・コーナーにある画材や、布や糸をつかって、
いろいろつくってます。
スカートのほつれた部分に当て布して補修。
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こちらは展示タイトル「HAND POWER」の文字が刺繍された布を
帽子にぬってみることに。
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そしてそのあとは布を縫って
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袋にして、
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革ひもをつけてバッグ完成。
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あっという間に完成してました。

皮に絵も描けます。
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それを切って、ストラップ風に。
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布と糸があるとなんでもできるものですね。
木曜日は19時ぐらいから縫いものサークル NU☆MAN 開催です。
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by rojitohito | 2010-11-04 00:39 | 2010年終了イベント | Comments(0)

JR水道橋駅のうら路地にある古い建物の2階で展示や催しを行う「路地と人」のサイトです


by rojitohito