路地と人「民映研連続上映会」vol.1

民族文化映像研究所の記録映画の上映会をはじめます。

民族文化映像研究所は1976年以来、日本の庶民の生活と文化を記録しつづけてきました。自然、生活、手しごと、風習など、そこに映し出されているのは、ついこの間まであった、自然とともに生きる日本人の暮らしの風景です。

この上映会をつうじて、日本の基層文化を見つめなおし、私たちの「これから」を考えてみたいと思います。


日時:2017年1月28日(土)18:30 open / 19:00 start

料金:1.000円

*予約不要


【上映作品】

奥会津の木地師|1976年55分|自主制作

福島県南会津郡田島町針生
文部省特選/日本映画ペンクラブ推薦/1976年キネマ旬報文化映画ベストテン3位

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©民族文化映像研究所


民族文化映像研究所の代表作のひとつ。

日本列島には、近年まで移動性の生活をする人々が活躍していました。山から山へ移動して椀などの木地物をつくる木地師も、そのなかにありました。昭和初期まで福島県南部の山間地で盛んに移動性の活動をしていた木地師の家族、小椋藤八さん、星平四郎さん、星千代世さん、湯田文子さんによる、当時の生活と技術の再現記録。

*上映終了後にシェア・トークを行います(参加自由)


作品詳細https://www.facebook.com/1589550734592252/videos/1659641190916539/?pnref=story


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【次回以降の上映作品】

「山に生きるまつり」(2月)
宮城県の銀鏡(しろみ)神社では12月12日から16日にかけて霜月のまつりが行われ、狩りで狩られたイノシシの首を前に33番の神楽が舞われる。神楽は三つの構成をもつ。一つは神々の降臨を願う神楽。面をつけないで舞われる。二つ目は真夜中から夜明けにかけて行われる、面をつけた、神々の降臨の神楽。三つ目は、夜明け以降に行われるもの。ずり面とよばれるリアルな面をつけ、ユーモラスな所作で生命の誕生や作物の豊穣をあらわす。

「チセ・アカラーわれら家をつくる」(3月)
1972年の春、萱野茂さんら二風谷(にぶたに)の人々によって行われた伝統的な家づくりの記録。祈りに始まり、祈りに終わるアイヌの知恵と技術、信仰と儀式による家づくりの始源のドキュメント。

「秩父の通過儀礼」(4月)
①安産祈願から帯解きまで
人には一個の生命体としての、また社会的な存在としての成長段階がある。そに段階を無事に通過し、健やかな人間に成長してゆくように、多くの通過儀礼を生み出してきた。1979年から5年間、秩父の通過儀礼を5編に記録してきた。その1作目は安産祈願から7才の帯解き祝いまでの記録である。
②子どもザサラから水祝儀まで
秩父地方の7才から15才までの子どもたちの通過儀礼の記録である。秩父では「7才までは神の子」というが、7才の帯解き祝いを終えると村の子となり、行事の担い手に加わる。そして15才、水祝儀を受けて一人前の村の成員となる。その間に村の大切な行事を担い、子どもだけの集団生活を経験し、村の成員となる準備をする。

「うつわー食器の文化」(5月)
日本のうつわ。それを成り立たせた木、土、水。そして人々の知恵。ふだん何気なく使っている食器の源流と今日にいたる足どりを求めて、北海道から沖縄まで日本各地を訪ねた、映像による「食器文化」探訪記。
声(解説) 宮本常一

「竹富島の種子取祭」(6月)
沖縄県八重山諸島にある竹富島では、旧暦9月あるいは10月の〈つちのねえ〉の日を中心にした10日間、タナドゥイ・種子取祭が行われる。
【映画に収録している演目】
■庭の芸能:太鼓/マミドーマ(よく働く女)/ジツチュ(十人)/マザカイ(真栄え)/クイチャブドイ(声を合わせて豊年を祝う踊り)/腕棒/ウマンシャー(馬乗り)
■舞台の芸能:ハザマホンジャー(玻座間大長者)/カザヌキョンギン(鍛冶屋狂言)/ユーヒキキョンギン(世曳き狂言)/アブジキョンギン(老人狂言)/アマンチ(天人)/タケドンブシ(竹富節)/サングルロ(穀物の俵を数え転がす)



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by rojitohito | 2017-01-28 21:27 | 2017年終了イベント | Comments(0)

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